top of page

交通事故での初期の対応と請求について

執筆者の写真: Wave WaveWave Wave

更新日:2019年6月19日

 最近、高齢ドライバーによる凄惨な自動車事故が多発し世間を騒がせていますが、我々も巻き込まれてしまう可能性は十分にあります。

 そこで、不幸にも交通事故に巻き込まれ、治療を行う上での必要事項について少し記載しておきます。


①初検時 

⒈)事故状況をはっきり伝えましょう

日時・場所・状況・受傷状態・

  過失割合など


★車両の修理見積もりもできれば

 早めにとっておきましょう。

 車両の損傷程度が人身負傷レベル

 の指標になる場合があるそうです。

★過失割合によって自賠責から

 支払われる治療費・慰謝料等の金額

 が変動する為、ご自身で把握する

 ためにも必要な項目 です。


 例えば、相手方の過失割合が

 10割以下〜7割までの間では、

 約2割減額されてしまいます。

 更に過失相殺という概念が存在し、

 請求金額100万円では、


  被害者 過失割合 20%

100万 X 0.8=80万

 

加害者 過失割合 80%

    20万 X0.2=4万


ここで加害者は被害者の過失割合から

20%請求できるので(4万)80 -4=76

被害者は 76万円しか得られない。

という計算がされ、請求できる金額が

減らされてしまいます。

これが過失相殺というものです。


⒉)他院での通院歴、診断書の提示、

傷病名、治療部位、自賠責・

健康保険の適応の有無を伝えま

  しょう。

    

3)損保会社名・担当者名・電話番号・

住所をはっきり伝えましょう。


4)受診時に、保険会社に整骨院で

施術を受ける旨、速やかに伝え

ましょう。

  これは患者様でも整骨院が伝えて

  もどちらでも構いません。

  中には整骨院での治療をよく

思わないような返答をする場合も

あるそうですが、

  どこでどのような治療を受ける

  のか は患者本人に決定権があり、

誰かの指図を受ける事柄では

  ありません。

  自分にあった治療をご自身で

  選択し少しでも早く回復するよう

  努めましょう。



  次回に続く・・・


閲覧数:59回

最新記事

すべて表示

Commentaires


bottom of page