最近、高齢ドライバーによる凄惨な自動車事故が多発し世間を騒がせていますが、我々も巻き込まれてしまう可能性は十分にあります。
そこで、不幸にも交通事故に巻き込まれ、治療を行う上での必要事項について少し記載しておきます。
①初検時
⒈)事故状況をはっきり伝えましょう
日時・場所・状況・受傷状態・
過失割合など
★車両の修理見積もりもできれば
早めにとっておきましょう。
車両の損傷程度が人身負傷レベル
の指標になる場合があるそうです。
★過失割合によって自賠責から
支払われる治療費・慰謝料等の金額
が変動する為、ご自身で把握する
ためにも必要な項目 です。
例えば、相手方の過失割合が
10割以下〜7割までの間では、
約2割減額されてしまいます。
更に過失相殺という概念が存在し、
請求金額100万円では、
被害者 過失割合 20%
100万 X 0.8=80万
加害者 過失割合 80%
20万 X0.2=4万
ここで加害者は被害者の過失割合から
20%請求できるので(4万)80 -4=76
被害者は 76万円しか得られない。
という計算がされ、請求できる金額が
減らされてしまいます。
これが過失相殺というものです。
⒉)他院での通院歴、診断書の提示、
傷病名、治療部位、自賠責・
健康保険の適応の有無を伝えま
しょう。
3)損保会社名・担当者名・電話番号・
住所をはっきり伝えましょう。
4)受診時に、保険会社に整骨院で
施術を受ける旨、速やかに伝え
ましょう。
これは患者様でも整骨院が伝えて
もどちらでも構いません。
中には整骨院での治療をよく
思わないような返答をする場合も
あるそうですが、
どこでどのような治療を受ける
のか は患者本人に決定権があり、
誰かの指図を受ける事柄では
ありません。
自分にあった治療をご自身で
選択し少しでも早く回復するよう
努めましょう。
次回に続く・・・
Commentaires